映画『百円の恋』
2本目は、りんこちゃんが「いち押し」してくれた
『百円の恋』 (公式サイト) を、観ました。
3月1日 名古屋シネマスコーレにて
32歳にして、実家暮らしの一子。
職もなく、かと言って家事や家業を手伝う訳でもない。
出戻った妹の息子の面倒を見る~いや
一緒にゲームするだけの自堕落な毎日。
妹との派手なけんかの末、家を出ると言い出します。
アパートを借り、いつも深夜に買い物に行ってた
100円コンビニで、バイトすることになります。
そこで、いつもバナナだけを大量に買っていくと言う
狩野に出会います、その出会いが一子を…
安藤サクラさんが、どんな家庭のお嬢さんで
結婚されていて…ネット情報程度ながら
知っている私ですが、この映画を観ていると
サクラさんはどこにも見当たりませんでした。
ゲームをして背中をポリポリ掻いている時の腰の贅肉。
試合に臨むためにユニフォームに着替えた時の肩の筋肉。
半端ないわぁ~、この人。
イタイ人が、人生に目的を見つけて変わっていく…
映画では、結構あるパターンだと思うのですが
こんなにリアルなのは、観た事がありません。
ラストがまた、いいですねぇ(新井くん、カワイイ!)
ちょっとニタッってしてしまいました。
★★★★★
ボクシングシーンは、ガチでしょうか。
格闘技は苦手なのに、大興奮してしまったんですが…
根岸季衣さんが、いい味出してたなぁ。
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【ネタバレ注意】
斉藤一子(いちこ)は死んでいた。
黒澤明監督の名作『生きる』になぞらえれば、「彼女には生きた時間がない。つまり彼女は生きているとはいえないからである。駄目だ。これでは死骸も同然だ。」というありさまだった。
『百円の恋』が描く「死骸も同然」な暮らしはズルい。
公式サイトのストーリー紹介には「32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を...... [続きを読む]
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