映画『おみおくりの作法』
ファーストデイ、久しぶりにりんこちゃんと
「映画の日を楽しみましょう…」って事に。
上映時間のチェックから、チケットのゲット
すべてりんこちゃんに「おんぶにだっこ」で
いい映画を観られて、美味しいお茶を楽しんで
本当に素敵な一日になりました。
1本目は、『おみおくりの作法』
(オフィシャルサイト)を観ました。
3月1日 名演小劇場にて
ジョン・メイは、ロンドンの役所に勤める独身男。
仕事は、孤独死した人を「おみおくり」する事です。
教会で流すBGMを吟味し
遺品から故人の生前を辿り、弔辞を書き読みます。
誰でも、誰かに愛され誰かを愛していた~
これは、前に観た映画の静人の言葉でしたが
メイもまた、同じ思いを持っている人物です。
そして、また孤独死した男性ビリーの
「おみおくり」をする事に…
メイにとっては、最後の仕事になりそうです。
少ない情報を何とかつなぎ合わせて
列車に乗って、ビリーに縁のあった人を探していくメイ。
彼の行為は、今を生きている人には迷惑なんでしょうか。
ビリーは、過去を掘り返される事など望んでいないのでしょうか。
メイが探した縁の人物が集まって、大団円のハッピーエンド
それを、信じて疑わなかった私なんですが
予想外に故人の娘と2日前に会う事になるメイ。
う~ん、どういう事なのかと思っていたら~
切なくて、哀しくて、でもとても感動的なラストが待っていました。
★★★★★
前情報一切なしで、ポスターだけ見た事があって
そのイラストっぽい構図から、コメディだと思い込んでいた私。
決してコメディじゃないけど、上質のヒューマンドラマならではの
温かいユーモアにも溢れている映画でした。
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