映画『猿の惑星 新世紀』
9月20日 TOHOシネマズ名古屋ベイにて
前作の最後、同じ類人猿の仲間と共に
森で暮らすことを選択したシーザー。
その生活がずっと平穏でありますようにと祈り
この映画、これで終わりでいいのでは…と
感想を書きましたが、何人かの方から
「それでは、『猿の惑星』にならないから無理だよ」と
コメントを頂きました。
続編が作られるなら、いきなり人間が森に侵略して…と
ストーリーが続くのだとちょっと嫌だなと思っていたら
そうではなかったので、ちょっとホッ。
そして、いい出会いを演出するところが憎い。
言葉を会得し、乗馬を覚え、狩りに精を出すエイプたち。
もちろん、その中心にいるのは
心の強さ、愛情の深さ、指導者にふさわしいものを
しっかり身につけているシーザーです。
知識はあっても、文明の利器がないと何もできないヒューマンと
手に入るモノに満足して、より良い暮らしを得ようとするエイプ。
ヒューマンの中にも「いい人」がいることを知っているシーザーですが
仲間を守る為の強い決意をしたようにも見えました。
夫は、「もうネタ切れやなぁ」と申しておりますが
私は、続編に大いに期待します。
★★★★☆
前作でモーションキャプチャーに驚きましたが
今作は、加えてCGがすごくて~
役者の要らない惑星になりませんように…
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【概略】
猿のシーザーが仲間を率い、人類への反乱を起こして10年。猿たちと人類が森で遭遇し、一触即発の危機が発生する。
SF
前作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編。
なんか、既に薬害で人類が死滅しそうな勢いと言う設定の本作…うーん、そこに行くまでの過程(この10年)が見たかったのに。前作のラストで「人間に対し反乱を起こして」という感じではなかったような気がするんだよね。あくまでアルツハイマーの新薬開発で飛躍的に知能が発達した猿たちが団結して人間社会から巣立っていった…と言... [続きを読む]