映画『ゲノムハザード』
先日のミリオン座、第1回上映前の番組
「おすぎの『この映画、観なさいっ』」で
プッシュされていた映画です。
韓ドラには全く縁がなく、韓国映画も
ほとんど観たことがないのですが
西島さん主演という事で観て参りました。
『ゲノムハザード』(公式サイト)
記事は、お話の核心に触れております。
【科学者Xの逃走】
1月25日 地元TOHOシネマズにて
西島さん演じるイラストレターの石神が
誕生日に帰宅すると、部屋は真っ暗で妻の死骸が…
そこに掛ってきたのは、妻?からの電話。
訳が分からず、ただ混乱する石神。
そこに、刑事が訪ねて来て、連行されることになるのですが
車に乗せられた後になって、二人が怪しい事に気づきます。
そこから、「石神」いや「科学者X」の逃走がスタートするのです。
チラシでネタバレしていたので
西島くんが科学者Xである事はすぐにわかったのですが
何せ、科学者X自身も誰から逃げているのか
どこに向かっているのかが、わかっていない設定なのですから
観ている私には、サッパリ何が何だか・・・
走るシーン、カーチェイス、大音量の衝撃音。
刺激的なはずなのに、繰り返しがちょっと長く感じたかなぁ。
ピンチの時に持っている薬品で切り抜ける場面は面白いのですが。
こう言う映画のお約束通り、謎の女が都合良くあらわれるし
あれだけの騒ぎを起こして、普通ならすぐ捕まるでしょ…って。
ツッコミどころも満載です。でもそこさえ我慢すれば~~
ルービックキュウブのように各面がピッタリ揃って
アラッ、最後は面白い!
この物語は、当然フィクションですが
アルツハイマー症の治療薬の利権争いは、実際にありそう。
★★★★
『プラチナデータ』と共通点が多い映画でした。
天才学者は気力・体力ともに充実していて、よく走る!
西島さんは右利きで、ニノはサウスポーだと知っていたので
本当はどっちの人物なのか、スグ気づいた自分がちょっと好き!
ふたりとも、学者と芸術家の微妙な演じ分けがいい!と思いました。
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スーツ着てたらわからないけど、西島秀俊さんのムキムキの上腕筋が凄いー。監督は韓国のキム・ソンス氏。
韓国映画のサスペンスフルな展開を日本人俳優が演じてくれるのかと思ったら…いや、そうなんですよ、そういうことになっているんですよ。でも、なんか違うんだなあ。
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