映画『渾身 KON-SHIN』(13日-2)
いつも行く地元のシネコンには掛らないので
チラシも未入手、予告も観ていませんでしたが
伊藤歩さんが好きなので
主演映画という事で公開を楽しみにしていました。
『渾身 KON-SHIN』(公式サイト)を観て参りました。
【大相撲の結果も気になりだしました。】
1月13日 地元ワーナーマイカルシネマにて
元々格闘技があまり好きではない上に
相撲は体重別などのランクがないのがフェアじゃない気がして
ほとんど興味を持ったことがありませんでした。
ところが、本作を観てからその見方が一変…
1月場所は、毎日結果をチェックしています。
物語の始まりは、島根県隠岐の水若酢神社の遷宮相撲大会の日の朝
鏡餅の形に整えられた土俵が映し出され
この大会の意味合いが語られます。
同時に力士と応援する身内の忙しい朝が描き出されていきます。
スポーツマンシップと言う言葉がありますが
遷宮相撲に求められるのはさらに神聖なもの。
神にささげる儀式の一つだからなんですね。
だから、ただ強ければいいと言うものではない。
主人公の英明と妻多美子の5年間が丁寧に描かれる中で
この遷宮相撲大会の意味や島の人々の思いがうまく伝わってきます。
神聖な場で「渾身」の力を振り絞って取り組む姿に
観ているものの総てが心を動かされ
途絶えかかっていた絆の糸がつながって行く
ラストは、言うまでもなく感動の渦です。
★★★★★
なぜかこの人いるとホッとする甲本さん
子役井上華月ちゃんから長老中村嘉葎雄さんまで
キャストがみんないいんです。
(実は、行司さんが一番気に入りました。)
青柳翔さんは初めて出演作を拝見したと思ったら
他にもいくつか出演作を観ていました。
全く違うイメージだったので気付かなかったんですね。
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» 映画・渾身 KON−SHIN [読書と映画とガーデニング]
2012年 日本
原作 川上健一「渾身」
原作に感動し、映画公開の日を楽しみに待っていました
舞台は島根県の隠岐諸島
親が決めた縁組を破談し、駆け落ち同然で島を出た坂本英明(青柳翔)と麻里(中村麻美)
英明の故郷への思いは深く、厳しい生活が待ってい...... [続きを読む]
» 『渾身』を新宿ピカデリー10で観て、役者力を楽しむ男ふじき★★★★ [ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【★★★★なんかいいんである】
親子の断絶と邂逅の話が隠岐の古典相撲を背景に描かれる。
ストーリーはどうでもいいような話なのだが、
役者の演技に舌鼓を ... [続きを読む]
今場所は日馬富士が優勝でしょうか。
純粋に感動できる映画でしたね。
トラバさせてください。
投稿: こに | 2013年1月26日 (土) 10時39分
すっかりご無沙汰しております。
コメントとトラバをどうも有り難うございます。
実は、こにさんの記事は読み逃げしておりました。
原作にも感動されたそうですね、私も読んでみたいです。
日馬富士関、一日早く優勝を決ましたね!
明日の結びの一番は、この映画と重ねて観てしまいそう(笑)
投稿: ほし★ママ。 | 2013年1月26日 (土) 23時33分
塩がわりかし「いい塩使ってそうだ」とか変な気回しをして見てたりしました。
伊藤歩さんは確か、この後見たAKBのドキュメンタリーの新しい奴でナレーターをしてたので「え、何で?」って、ちょっと驚きました。
投稿: ふじき78 | 2013年2月17日 (日) 00時08分
こちらにもコメ&トラバをどうも有難うございます。
はい!普通に「食塩」の袋から、直接撒いてましたよね。
実家の母が、漬物や梅干しに使ってたやつでした
それにしても、とんでもない量ですよね。
へぇ~、ナレーションですか。
確かに「癖」のない声なのでピッタリかも知れませんね。
一足先に、試写会で拝見したのですが
『横道世之介』でも、とってもステキでした。
投稿: ほし★ママ。 | 2013年2月18日 (月) 21時32分