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2012年11月 3日 (土)

映画『北のカナリアたち』(12日-39)

1021003_3 湊かなえさんの「往復書簡」は、少し前に読みました。

3作納められている物語の内のひとつ

「二十年後の宿題」が原作の

『北のカナリアたち』(公式サイト)を、観て参りました。

 

封切り初日の初回、まぁまぁ入っていました。

何たってサユリさんですからねぇ。

それに、ヤングオールスターズ勢ぞろいですし。 

 

 

【みんな持ってけ、森山未來!!】

11月2日 地元ユナイテッドシネマにて

 

原作は、スタイルはいつものパターンなんだけど

湊作品にしては珍しいちょっとホンワカ系の着地で

結構、後味よくって好きなんですよ。

でも、コレ映画にして面白いんだろうか・・・?

 

背景や人物像、細々とした部分もほとんど変えてありました。

そもそも原作ではサユリさんが演じる先生は

病院のベッドの上で、手紙を書くだけなんです。

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図書館を定年退職し、のんびり温泉旅行を考えていたはるは

あるきっかけで、島の分校で教えた最後の生徒を訪ねて行くことに…

学年もバラバラの男女3人づつ、たった6人の元児童たち。

  

新任教師にはるを迎え

歌う事によって絆を深めつつあった7人に

ある日、哀しい事件が起こります。

真相はわからないまま、でもそれが原因で

はるは退職、島を離れて20年が経過していました。

 

過去の事件の真相が、当時の生徒との会話で

徐々に明らかになって行くのですが

子どもたちだって、20年経って大人になって今の生活がある。

そこのところが、うまい演出でしっかり描かれているのが良かったです。

 

全体としては、感動作かと言われればそれほどでもないし

ミステリーと言うほどでもないし

意外と大した内容じゃない気もするんですけどね。

 

でもラスト、なぜか涙が止まらなくなりました。

森山未來くんと石橋のオッサンにすっかりやられちゃいました。

勝地くんもよかったなぁ~。

と、サユリさんがしっかり「体」を張っています。

さすがに40歳の役は、キツイかなと思ったけど、可愛い方ですねぇ~。

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誰にも心に秘めている事はあって

それを「この人だけにはわかって欲しい」と、思っているんですよね。

そして、誰でもひとは一人ではないんです。

 

★★★★☆

とにかく、みせ方のうまい映画です。

子どもたちの「歌声」も、素晴らしかったです。

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そして、木村先生の「映像」はカットカットが芸術品でした。

特にオープニングの「天使の梯子」

晴天と曇天の両方が映し出された時は

それだけで「ウルッ」と来てしまいました。

 

 

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コメント

こんにちは!!
僕もね・・・・ あの不倫場面と 回想が大過ぎて
このサスペンス何なの?? 思ったけど(笑)
やはり あの ラストの 合唱は 映画マジックなんですよ
松田龍平の 土下座に もう 涙でしたね・・・・

全国の 映画館のない 地方 離島 全ての 人に見てもらいたい
クリスマスの歌声 良かったです
映画よ ありがとうです。

sakuさん
本当に映画マジックでしたね。
映像と歌と、そうそう龍平くん、未來くん。
 
プラス、私は・・・
蓮さんの「なんたら小学校」って校歌?と
勝地くんが、握手に左手を差し出して
あおいちゃんの手袋を外すシーンに
すっかりやられてしまいました。

こんにちは。
利尻富士が素晴らしくて、圧倒されました。
礼文島と利尻島に行ってみたいと思いました。

ナマで見てもあんなに美しいかどうかは判りませんが……。

ナドレックさん
おはようございます。
いつも記事を見つけて下さって、うれしいです。
 
北海道には行った事がないのです。
その美しい風景を眺めるだけでも
この映画を観た甲斐がありました。
 
あっ、でも確かに映像と実際がかなり違う事って
結構あったりしますよね (^_^;)

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