« 映画『幸せの教室』(12外-15) | トップページ | 映画『ポテチ』(12日-22) »

2012年5月20日 (日)

映画『オレンジと太陽』(12外-16)

Orange初めて予告を観た昨年末から気になっていましたが

なかなかタイミングが合わず

気が付いたら公開最終週になっていました。

 

午後に予定が入っていましたが

何とか午前中に出掛けました。

『オレンジと太陽』(公式サイト)

少し無理をしましたが、見て良かったです。

 

 

明るいタイトルの真の意味を知って…】

5月13日 名演小劇場にて

 

北朝鮮の日本人拉致の問題もそうでしたが

「まさか、そんな事が…」と、にわかに信じられない哀しい事が

長い間、歴史の表に現れないまま過ぎてきているという事ですね。

 

子育ての難しい女性からそっと子供を預かるのは

ソーシャルワーカーのマーガレット・ハンフリーズ。

ハンフリーズは、こうして里子に出された子供の

後々の面倒も見ているようで、 悩みを聞く会合を主催してもいます。 

 

ある日、知らない女性から思いもよらない体験を打ち明けられ

自分がいったい誰なのかを知りたいと詰め寄られて

戸惑いながらも、女性の出生から調べを進めて行くうちに

とんでもない真実を知ることになります。

120418_1_img

女性の母親は健在で、会いに行ってみると

娘は親切な里子がイギリス国内で

手厚く保育してくれていると信じさていたのです。

 

事実は、里子の出された子どもたちを、(子どもたちだけで)船に乗せ

オーストラリアに移民させていたというもの。

ハンフリーズはオーストラリアに渡って調査を始めるのですが

そこには、想像以上の辛い体験~虐待や搾取~を

受けたた多くの「児童移民」がいたのです。

 

ひとりひとりの体験や悩みを聞き

親の消息を探す手助けを始めるハンフリーズ。

ところが、児童を預かっていた教会信者など

それを快く思わない者も現れます。

国の政策だったようですが、こう言うものには蓋がされるものなんですよね。

Original

実話という事で、モデルのハンフリーズ氏自身

そしてそのご主人は、本当に素晴らしい方たちだと思います。

 

ともすれば、自分の家族が犠牲になったり

自分自身を傷つけることも起こります。

それでも、知ってしまった以上何もせずにはいられない。

 

明るい、甘い、暖かい~プラスのイメージばかりが浮かぶ

「オレンジと太陽」のタイトルに込められた事実に

言葉を失う映画でしたが

自分自身も同世代の子どもを持つ母親なので

観ておいて良かったと思います。

 

★★★★☆

エイミー・ワトソンさん、人の話を聞くときの表情がすごくいい。

どんな時にも、静かな微笑みを湛えるように見える

きっとハンフリーズさんご自身もこんな慈悲深いお顔なんだろうと思います。

 

エンディングにも使われていた曲を

ドライブしながら歌うシーンが好き~唯一ホッとできた場面でした。

 

 

« 映画『幸せの教室』(12外-15) | トップページ | 映画『ポテチ』(12日-22) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画『オレンジと太陽』(12外-16):

» 映画・オレンジと太陽 [読書と映画とガーデニング]
2010年 イギリス・オーストラリア合作原題 Oranges and Sunshine 1986年イギリス・ノッティンガム夫と二人の子供たちと暮らしているマーガレット・ハンフリーズ(エミリー・ワトソン)ソーシャルワーカーとして働く彼女に、ある夜シャーロットと名乗る女性が「私が誰...... [続きを読む]

« 映画『幸せの教室』(12外-15) | トップページ | 映画『ポテチ』(12日-22) »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ

こちらもよろしく

Mixi Twitter