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2012年4月 8日 (日)

映画『アーティスト』(12外-12)

132893728193413108904_3予告を観る度に、ウルッ~

ずっと楽しみに待っていた映画が

いよいよ公開になりました。

モノクロそしてサイレント映画という事で

もしかして「居眠り」してしまうかも、と不安にもなりながら

『アーティスト』(公式サイト)を、観て参りました。

【ある意味、すごく斬新でした!】

4月8日 地元TOHOシネマズにて

「起承転結」は、映画でも小説でも定石だと思いますが

本作は、正に定石通り~

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ふたりが出会い、関係が深まり、トラブル発生、そして…。

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でも、私の懐く「おフランス」な恋愛映画とはかなり違っていました。

ジョージとパピー、もちろん二人の素敵な恋のお話ではあるのですが

ジョージとパピー・相棒犬・そして運転手のクリフトンとの

熱い友情の物語でもあるんですよね。

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そして、「居眠り」の心配~それは全く杞憂に終わりました。

普段外国映画を観ると、字幕を追うのにいっぱいいっぱいで

細かい表情を読み取るなんてとんでもない私ですが

本作は「ない」分見えてくるんですよね。

自分の心の中でセリフや衣装の色が…

なので、ビックリするくらい集中したし楽しめました。 

サイレントでモノクロのほかにも

タイトルのロゴやスーパーの出し方、音楽など

古き良き映画の時代を彷彿とさせる演出がいっぱいなんですが

そっくりなぞった映画と言うと、それも違うんですねぇ~。

これは、全く新しい表現方法だと思います。

映画の中で、パピーは「大げさな演技は古い」と言うのですが

確かに劇中劇は「大げさな芝居掛ったもの」が演じられています。

1シーンとか1ショットなんですが、それがまた面白いんです。

そして、それがうまくストーリに絡んで行ったり

夢がちゃんと映画っぽかったりも、するんですよね。

いったい、いくつの作品を観たんだろうって感じです。

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ラストシーン、もう一回!と、思ったら「幕」でした。

これは、リピートしたくなりますね。

その日の気分によって、浮かぶセリフも違って来たり

こんなセリフを言って欲しいと言うようになるんでしょうね。 

★★★★★(お気に入り作品登録)

パピーを演じた女優さんがキュートで最高!

アギーのさすがの演技にもう拍手喝采。

そう言えば、ワンちゃんには台詞はないですよね。

これを「気に入った」からと言って、このスタイルが続くのはちょっと嫌かも。

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コメント

主演のジャン・デュジャルダンはこの作品に当たって300以上の
サイレント映画を観て研究したんだそうです。
そしてその上で新たなサイレントを作り上げたんだと思いました。
もう一回観たらまた今回とは微妙に違う物語が私たちを待って
いるんでしょうね^^

KLYさん
こんばんは!
コメントとトラバをいつも有難うございます。
 
300本ですか!すごいですねぇ。
でも、あのこだわりを演じるには必要だったんでしょうね。
本作自体、サイレント映画なのに普段の姿は、ごく自然で
見事に演じ分けておられましたものね。
 
みなさんの記事を拝読した後に
往年のハリウッドスターに注目して観るのも
楽しいだろうなぁ~と、思い始めてもいます。

ほし★ママさん、こんばんは!

字幕、セリフがないからこそ、映像に集中できたというのはあるかもしれませんね。
サイレントの場合は、映像から受けるものがすべてですから。
本作を観て、技術が進化して表現方法が変わると、俳優の演技に求められるものも変わっていくのだなあと改めて思いました。
ただノスタルジックにサイレント映画を再現したってわけではないのがよかったですね。
サイレントであることを効果的に使っていたと思います。
それが実験、実験していないのもよかったです。

はらやんさn
おはようございます。
コメントとトラバ、どうも有り難うございます。

字幕を読むだけ、ちょっとボ~っとしながらもセリフを聞いてるだけで
ストーリーがわかる作品とは違ったので、集中しました。
でも、肩がこる程「ガチガチ」になって見たわけでなかったし…
映像やいろんな工夫でみせているけれど
時間も短く、お話もオーソドックスなのが良かったんだと思います。
 
>俳優の演技に求められるものも変わっていく
確かにそうですね。
↑KLYさんがおっしゃってるように、ひとつ演じるだけでも大変!
 
>実験、実験していないのもよかったです。
そうでしたね、すごく自然に「あ~、そこに落ち着くのね」ってね。

今日、観てきました!
私も眠くなるのでは?心配でしたが、全然でした。
ホント、集中してる自分に驚いたくらいです。
確かに、こういうのが続いたら×ですよね。

こにさん
おはようございます。
行ってらしたんですね!
コメントとトラバをどうも有り難うございます。
 
退屈どころか、積極的に映画に入っていく感じでしたね。
この演出がすご過ぎて、そうそう面白いものはできませんよね。
柳の下の~は、やめて欲しいです。
実は、昨日もう一回観て参りました。

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