『愛する人』『黄色い星の子どもたち』他~2月前半DVD鑑賞。
2月前半に自宅鑑賞した映画の記録の為のまとめ記事です。
『愛する人』 ★★★★★
『黄色い星の子どもたち』 ★★★★☆
『さや侍』 ★★★★
『人生万歳』 ★★★☆
『苦い蜜~消えたレコード~』 ★★★
『愛する人』
【親は、子どもの為なら何でもできます】
2月5日 ★★★★★
これは、劇場鑑賞を逃した事を後悔しました。
親の愛は無償で、無限だとは思いますが
「本当にこの育て方で良かったのか」と悩み続けていることも確か。
本作には、たくさんの母娘(+父娘)が、出てきますが
その悩みは、私のような者のそれとは比較のしようもなく…
子どもの為を思ってしたことを後悔し続けている姿には、胸が苦しくなります。
お互いの気持ちが近づくのは、お互いが同じような立場に立った時。
過酷な運命の末ですが、最後に母のおだやかな笑顔が見れたのが救いです。
『黄色い星の子供たち』
【どらちゃんよりお医者様が似合う。】
2月4日 ★★★★☆
ナチスの支配下にあったフランス政府が
ユダヤ人一斉検挙と言う蛮行に出た「ヴェル・ディヴ事件」
私は、この事件について全く知りませんでした。
「なぜ」ばかりが、浮かぶ悲しい辛い物語。
子供たちが、可愛くて達者に演じているので、尚さら。
でも、目を背けてはいけないと思います。
自分の国の誤った歴史をきちんと映像化したのものなのですから。
『イングローリアス・バスターズ』『オーストラリア』どちらも
私のお気に入り作品です。今作でも、メラニーの美しさと目力の強さが
ストーリーを引っ張っていました。
ただ、彼女は『イングロ~』のユダヤ系女性役の方が合っていた気がします。
と、ジャン・レノ氏は、やっぱり「どらちゃん」より、こっちがいいな。
『さや侍』
【まさか泣ける映画とは…】
2月10日 ★★★★
松本監督作品は、前二作も観ていません。
たまたま、昨年末出掛けたライブイベントで、出演者の方が
「ラストの『竹原ピストル』のシャウト、あの映画はあれが総てと言ってもいい」と
本作を話題にしていたので、DVDで鑑賞することに…
板尾作品を観たばっかりだったし、また壮大なオチか!と、観てみたら~
う~~~ん、「人の情」が溢れた作品、まさか泣ける映画とは…
『人生万歳』
【笑いのネタが…】
2月3日 ★★★☆
変人の元物理学者が、ミスコンで優勝経験ありの若い美女と出会い
周りの人を巻き込んで、どんどん変化していく物語
確かに、あれやこれやと色んなことが起こっていくのですが
こと恋愛を面白く描くと、こうなっちゃうんでしょうか
そのネタの数々が、私の「笑いのツボ」ではなかったです。
ただ、ある意味「ハッピーエンド」なので、これはこれでいいですね。
『苦い蜜~消えたレコード~』
【団塊の世代を狙ったの?】
2月1日 ★★★
舞台劇みたいなサスペンスは好きです。
予告で「すごく面白うそう」と思ったものの、見逃したのでDVDで。
ホンのネタ程度ですが、ビートルズが絡んでいます。
森本タローさんのご出演と音楽でグループサウンズ時代の色付け
田中健さん、池上季美子さん、懐かしい顔ぶれも揃って
パラソルチョコとくれば、「団塊の世代」にアピールしているのかなぁ。
一応、謎解きの部分もそれなりにあるのですが。
イマイチ盛り上がりに欠ける作品でした。
« 映画『はやぶさ 遥かなる帰還』(12日-8) | トップページ | 2月も後半です。 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント