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2011年12月 4日 (日)

『吉祥寺の朝日奈くん』

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知人に娘のブログの画像を見てもらったら

「星野真里ちゃんに似てるね♪」と、言われまして

「そうかなぁ~」気になり出した私は、アレコレ検索~

ノーチェックだった出演作の存在を知りました。

『吉祥寺の朝日奈くん』(オフィシャルサイトを、観て参りました。

 

 

 

 

 

 

【同じ景色を一緒に見たこと…】

12月4日 センチュリーシネマにて

 

星野真里ちゃんと言えば、「金八先生の乙女ちゃん」だったのが

イメージを一変したのが『さよなら、みどりちゃん』。

(役名は、すっかり失念してしまいました、みどりちゃんでない事だけは確か)

独特の空気を持った可愛い女の子と思っていたのが

体当たりの大胆な役もこなせることも知ってビックリ!! 

で、本作では、またまた新しい魅力が…

 

役者になる夢破れた朝日奈くん、田舎に帰る機会も逃がし

荷造り半分の宙ぶらりんのまま、吉祥寺のアパートに一人暮らししています。

喫茶店で、一番リーズナブルなコーヒーを飲むのが楽しみ。

…と、言うよりお目当てはお店の女性店員さんのようです。

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ある日も、運ばれてきたコーヒーに手を付けようとしていたら

カップルの客が痴話げんかを始め、女性が逆上して椅子を投げます。

それを顔面に受けて、鼻血を出した朝日奈くん。

女性店員さんが介抱をしてくれたのをきっかけに、名前(山田さん)を聞き出します。

 

数日後、今度は「献血会場」でバッタリ会ったふたり。

献血してる時って、全く動けない訳で~しかも並んでベッドに横たわってで

ちょっと特別な感情が湧いてくるのも、わかりますよね。

終わった後、献血ドーナッツを手に並んで商店街を歩きながら

朝日奈くん、今度は山田さんにメルアドを聞くのです。

340867view001

 

答えの代わりに山田さんは、自分は結婚している事。

しかも、子どもが居て今から保育園にお迎えに行くことを告げます。

「そう言う気持ちで、聞いてくれたんならごめんなさい」と、いったんは断ったものの

「メールアドレスくらいならいいか!」と、教えてくれる山田さん。

その時の山田さん、いや星野さんの表情のチャーミングな事!

 

早速出したメールに返事が来たことをきっかけに

バイトも始め、吉祥寺にまた落ち着くことを決めたらしい朝日奈くん。

山田さんとも、娘のトオノちゃん連れで公園に出掛けたりするようになります。

中学生のようなデート、でも同じ景色を一緒に見る事になります。

340867view006

 

ふたりの気持ちは、しっかり近づいて~でも、指先が触れるのがせいぜい。

初々しすぎて、ちょっともどかしくなるくらい。

ところが~、実はふたりの背後には大きな秘密が隠されていたんです。

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確かに、そこに至るまでに小さなギモンは、いくつか浮かんではいたんです。

なので、背景がわかった時には本当にスッキリ。

ミステリーでもサスペンスでもないんだけど、伏線と呼んでもいいようなモノが

いっぱい仕掛けられていた事に気づいて、もうワクワク。

劇中劇も出てくるのですが、その表現もすごく上手いんですね。

 

BGMも、例えばアジア雑貨のお店ならそこに流れてる音楽だし

商店街だったら、サンドイッチマンの声や喧噪です。

そして、エンディングには斉藤和義さん。

本当にナチュラルな暖かい映画、そして辛過ぎないスパイス。

これは、大好きな恋愛映画になりました。

 

★★★★☆ 

この映画は「吉祥寺」をよく知ってる人は、もっと評価が高いかも。

あそこを手を繋いで歩いたなぁ~って、思い出のある方にはたまらないのでは!?

「街を知らないよ~」その点が、残念ながらマイナスポイントなんですが

「ぞうさんの絵」には、ちょっとウルッと来てしまった私です。

 

朝の情報番組で、最近の男の子の名前に「漣」くんが流行っているそうで

「これは、大杉漣さんしか居ないですね」と解説されていましたが

きっと「桐山漣くん効果」が、大きいんでしょうね。 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

初コメントかな?
明日見てきます。

見たい理由は見てきてからブログに書きますが。
とりあえず・・・・

朝「日」奈くんが正しい
ので修正をお願いします。

星野さんのおっとりとした可愛らしさが本当にステキです。
20代前半の可愛らしさと30代の大人の女性の色気とが
丁度入り混じった感じがいいんです。
朝日奈くんとの散歩も、不倫であることの心のブレーキと
彼を好きになっている心との不安定さが良く出ていて、こ
れまた凄くくすぐられました。
それにしても見事なラスト。完全に意表を突かれてましたよ。

こんちは。

我が子の名前に大杉漣さんの「漣」は付けないでしょう(笑)。
いや、もしかしたら、全員、大杉漣さんの子供かも知れないけど。

星野真里さんの完成形を見たような映画でした。

お早うございます。
TB&コメントを誠にありがとうございます。
おっしゃるように、「「街を知らないよ~」その点が、残念ながらマイナスポイント」となるかもしれませんね。
物語は実際のところ厳しい内容ながら、映画全体からは至極淡泊な印象を受けてしまうのは、勿論俳優によるところが大きいわけですが、あるいは吉祥寺という街の持っているライトな感覚も影響しているかもしれませんから。
それに、二人が手をつないで川に沿った遊歩道を歩いていると突然行き止まりになってしまうときに抱く感じは、実際に当該場所を歩いた人しかわからないかもしれません。なにしろ、とても立派に作られた遊歩道がどうしてここで行き止まりになってしまうのだろうと誰しも思うでしょうから(実際には、駅を回り込むと、そこから数キロ続く遊歩道の続きに出られますが)。
ナンテ、近くに住む者の利点を臆面もなく述べてしまい、申し訳ありません!!

谷さん
間違いを教えて頂いて、どうも有り難うございます。
早速、携帯から修正しましたが、お礼が遅くなって申し訳ありません。
 
私もいつもお邪魔はしているのですが「読み逃げ」ばかりですみません。
KLYさんはじめブロガーさんたちとのやり取りもいつも聞かせてもらっています。
と、新聞紙の上で熟睡してる猫ちゃんにもいつも癒してもらっています。
 
谷さんのこの映画の感想はいかがでしたでしょうか。
記事を楽しみにしております。

KLYさん
清潔感があって、初々しい雰囲気のあるふたりが可愛かったですね。
子どもを連れてくることで気持ちにブレーキを掛けながら
「抱っこしてみる!?」と、預けてみたり…う~ん、よかった!
 
KLYさんのコメント欄で原作者が、ミステリー作家と知りました。
納得です、これは原作も読んでみたくなりました。

ふじき78さん
そうですよね~、加藤さんとテリーさんが司会をしてる番組なんですが
芦田愛菜ちゃんをすごく押してるんですよ。
で、今年も女の子の名前に「愛」と「菜」がたくさん使われた~の流れから
男の子の2位の「漣」は、大杉蓮さんしかいないですよね~って!
それはないやろ~って私も思わず突っ込んじゃったんですが
その時、この桐山漣クンを、知らなかったんですよね。
 
おっぱい出した後でも、むしろこっちの方がいいって思う。
星野真里ちゃんってやっぱり、不思議ちゃんなんでしょうか。

クマネズミさん
こちらこそ、いつもどうも有り難うございます。
これだけ、色んな映画に登場するのだから
やはり「味」のある街って事なんでしょうね。
『グーグーだって猫である』を観た後
一度娘に井の頭公園から吉祥寺の商店街に
連れて行ってもらったのですが、ただただキョロキョロするばかりで~
次回は、メンチカツなども食べ歩いてみたいと思います。
 
遊歩道のお話、興味深く聞かせて頂きました。
『カラフル』の都電の跡地とこの遊歩道は絶対歩いてみたいです。

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