映画『指輪をはめたい』

久しぶりにゆうりさんと約束をして、ランチと映画を楽しんできました。

19日公開になったばっかりなのに、もう最終週（系列館に掛るのかな？）の

『指輪をはめたい』（公式サイト）を観て参りました。

この映画は、是非ネタバレなしでご鑑賞下さい。　

…と言いながら、その辺をウマく表現できるか自信がないので

私の感想は、鑑賞後に読んでいただけると、有難いです。

【廻る、廻る、スケート少女たち。】

12月4日　センチュリーシネマにて

山田くん出演の微妙なコメディ作品が好きです。

『シーサイドモーテル』『大洗にも星は降るなり』『鴨川ホルモー』

まぁ、一番好きなのは『乱暴と待機』ですかねぇ。

どの作品も、大爆笑でもないし、山田くんがカッコいい訳でもないんだけど

でも、何か味があるんですよね、ハイ！本作もその流れでしたね。

そして、二階堂ふみちゃんと言えば、「カエルがぴょん」なんですよね。

役所パパと携帯で話すふみちゃんがいとしくて、切なくて

八千草ばーちゃんと縁側に居るふみちゃんが可愛くて、あったかくて

『ガマの油』が大好きな私は、映画出演をずっと楽しみに待っていました。

（実は、他にも結構出てらっしゃることを、ごく最近知りました～^_^;）

そんな二人が出ているだけでも、期待度ＭＡＸなのに

山田くん演じる輝彦を取り巻く三人の女性がまた絶妙ですよね。

秀才で品行方正でありながら、どこか天然なちえの小西真奈美さん。

この胸の谷間を見たら、顔をうずめたくなって当たり前のめぐみの真木ようこさん。

そして、力になってあげるつもりでいたら、自分が癒されちゃう和歌子池脇千鶴さん。

ずっと包帯を巻いたナサケナイ姿で、いつもおどおどしてるテルちゃんと

三人三様押しのやり取りがすっごくおかしいし、語られるバランスもすっごくいい。

この三人に好かれたら、誰に指輪をあげたらいのか迷う気持ちも納得です。

ちえの後輩やテルちゃんの同僚の憎めないキャラもいいし

テルちゃんの職場の体操とか、お祝いのパネルとかの小ネタも好き♪

うん、うん、面白かったよ。

なんかさぁ、ラストはいらんかった気もするけど、まぁ、いいかっ！？

でもね、これ「時系列」はどうなってるの？

どこまでが「現実」で、どこからが「妄想」なの？

いやぁ～、深く考え始めたら私の頭の中でスケート少女たちが廻り出しちゃいました。

★★★★

久しぶりに拝見した水森亜土さん～いや私にとっては「亜土ちゃん」

あのそばかすの女の子のカルテは、もう最高にツボでした。

エンドロールに「二階堂ふみ・スケート指導」って指導者が紹介されていましたが

映画の為に練習されたんでしょうか、すごくサマになっていましたね。

と、シンクロナイズドスケーティングって、初めて知りました。

＊　気になった予告　＊

この日、二回予告を観ました『ヒミズ』（公式サイト）

とてつもない「感動作」だそうですが、何だか見るのが怖い気もします。