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2011年10月 5日 (水)

『人生、ここにあり!』

Jinseiomote_2  

ヤフー映画のユーザーレビュー評価で

「午前十時作品」と並んで堂々ベスト10

入りしていたので、ずっと気になっていました。

早々にご覧になった真冬ちゃんのレビューも素敵だったし~

遅ればせ乍ら、『人生、ここにあり!」(公式サイト) を

観て参りました。

 

 

【ステキな邦題に拍手!】

9月25日 名演小劇場にて

 

労働組合で働いているネッロは、正義感が強く熱血漢。

こういう「出る杭」は昔から打たれることに決まっています。

「過激」と言うレッテルを張られ、異動した新しい職場は「協同組合180」。 

そこは、精神病院が廃止された1980年代のイタリアで

投薬を受けながら、元患者たちが共同生活をしている場所でした。

 

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ネッロは、ここに暮らす人たちの才能にいち早く気づき

「『協同組合』なんだからみんなで合議しよう」と

きちんと収入が得られる仕事を始める事を提案。

 

新しい精神科治療を進めている医師の協力もあって

意外とトントン拍子に、素晴らしい仕事を成し遂げる事ができます。

(『星形のモザイク床』~予告にもあったシーンです)

 

F0165567_638434

 

ところが~

一度成功を見てから、問題が次から次へと…

国家の補助金で「女性を買いに出掛ける」なぁ~んて

いつもウマく事が解決するはずはありません。 

耐えられないほど、辛いことも起こります。

(ジージョのママが、切なかった・・・)

でも、立ち上がらないと、何も変わらないのです。

 

Tky201107230241

  

原題は「SI PUO FARE~やれば、できるさ!」だそうですが

「人生、ここにあり!」~何てウマイ邦題を付けた事でしょう。

 

今の仕事に就いて、19年。

どちらかと言うと愚痴や不平不満が多くなってきている私に

「仕事ができる素晴らしさ」や「生きがいの大切さ」を再認識させてくれた作品でした。

お勧めです。

 

★★★★★

笑って、笑って、ウルッとして、でも最後は本当に清々しい気持ちになれました。

役者さんの演技が本当に素晴らしい♪ 理事長のキャラが最高に楽しい♪

 

* 気になった予告 *

『あしたのパスタはアルデンテ』 (公式サイト)

これもイタリア映画です。

サブタイトルは「他人の望む人生なんてつまらない」

ミニシアター回数券が一枚残っているので、観たいと思っています。

 

 

 

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コメント

おとぎ話じゃないかという意見もありましたが(確かにそう言いたくなってしまう現実もある)、こんなふうに夢を見て希望を持って生きることだって必要だと思いました
(*^ω^*)ノ彡

重くなりがちなテーマを陽気に爽やかに描いていましたね。
ママさんも書いていましたが、仕事をして収入をえた組合員たちの嬉しそうな様子が心に残ります。
やっぱり働けるって幸せなことなのですわたしもしょっちゅう、忘れてしまいますが

働いて収入を得て、それで自分の生活を築いていく。

衣食住がそろったら、やっぱり次は愛なのです。

さすがイタリア、愛の上級者、プロの国です。
そのあたりは逃げずに描いていましたね。

補助金使ってのあの行動には、批判はあるかもしれませんが、事後の彼らのあの嬉しそうな、エネルギー満タンになって自信がついた様子は、まさに「人生、ここにあり!」で、男には女が絶対に必要なんだって、当たり前のことを思ったのでした。

こんばんは!

実話を基にした映画化なんですね。

個性的な面々でしたが、特に印象に残るのが
喋らないことで相手に威圧感を与え、交渉を有利に
進めた理事長と興奮するとすぐに暴力に訴える男
の変貌でした。

☆ゆうり(りんこちゃん)さん☆
そうねぇ~、これが実話とは、お国柄とは言えすごいですよね。
パンフレットを購入したのですが、「協同組合180」の成功から
約10年間で1000、そして2005年には7000以上の
協同組合がつくられているとの事、驚きました 

>衣食住がそろったら、やっぱり次は愛なのです。
そうなのよね~、愛と性の問題は描くのが難しかったでしょうが
そこを真正面からキチンと描いていたところが良かったですね。 
ネッロが一番、恋愛に不器用なのも笑えましたね。
 
仕事と共に、こうして映画の話やら何やら
色んな方とお話しさせて頂けるのが、私にとっての大きな「生きがい」
特にゆうりさんには、いつも声をかけて頂いて
おばさんに付き合って頂いて、心から感謝しています。

☆kunishima303さん☆
ご無沙汰をしています。
例年通り、ほとんどお休みのない夏でした。
ブログには、しょちゅうお邪魔しているのですが
ROM専門で、申し訳ないです。
 
そうそう!理事長、インパクトありましたね。
最初はイヤイヤだったのが、無言ながら
だんだんその気になって行ってる様子をうまく演じていました。
すぐに怒る人は、「サッカー選手にいそう!」と、思っていたら
サッカーが上手な役どころだったので、ニヤリとなってしまいました。

笑って笑ってウルッとしてというのは全くその通り!
日本とイタリアの国民性の違いが凄く良くわかる作品でした。
ちなみに奥さんがまた美人なんですよね~♪

『あしたのパスタはアルデンテ』 は私は結構きにいってます。
面白いと思いますよ^^

☆KLYさん☆
コメントとトラバをどうも有り難うございます。
ファンがいっぱいいらっしゃるKLYさん
レスだけでも大変でしょうに、恐縮です。
 
日本なら、どうやって心静かに暮らさせてあげるかを
大切にするところなんでしょうけど
むしろ責任を負わせて、プレッシャーをかけていましたものね。
 
そう!この奥さん(彼女?)がいいんですよね。
利用者さんたちへの接し方もとても自然で~
 
『あしたのパスタはアルデンテ』は、こちらは今週末公開です。
KLYさんがい気に入りと伺って、ますます楽しみになって参りました。
鑑賞後、レビューを読ませてもらいに伺います。

こんちは。

面白かったっすね。

ジージョみたいなイケメンはいないでしょ。
怒っちゃう髭面はけっこうかっこよくって、
マネージャやる患者にちょっとイライラ。

端から見てると危なっかしいけど、それは精神病でなくても程度の問題なんだろうなあ。
日本みたいに極端に平均に合わせようとする社会ではこういうのは流石に難しそうだなあ。

ふじき78さん
初期トラバとコメントをどうも有り難うございます。
そうそう!あのひげ面さん、私もかなり好きです。
サッカーがウマそうな顔と思ったら、その通りだったし…

どこまでが「個性」で、どっからが「病気」なのか
線引きは医者だからと言って簡単ではないのでしょうね。
そして、これは「お国柄」と言うか「民族性」も大いにかかわっていますね。

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