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2011年7月17日 (日)

『大鹿村騒動記』

この作品は、地元のシネコンには掛っていなくて、足を延ばしました。

『ハリーポッター』『ポケモン』が、封切られたんですね~。

午後2時前に着いたんですが、チケット売り場は行列。

『ハリ~』は、夜の部までチケットがソールドアウトで

『ポケモン・黒?』は夕方の回があと少し。

「黒じゃなきゃ嫌だ!」と、半泣きながら主張する男の子と

「白にしときなさい」ときつく返すお母さんが、ずっとバトルをしていました。

 

で、私たち夫婦は?と、言いますと~

Image_2

『大鹿村騒動記』 公式サイト を、まったりと観て参りました。

 

【「変わらないもの」の素晴らしさ】

7月16日 MOVIX三好にて

 

300年以上、一度も途切れることなく歌舞伎の伝統が守られてきた村にも

リニア新幹線の開業と地デジ化…など、新しい波がやってきています。

村人たちは、今日もリニア新幹線の「是否」について熱く討論。

…の中にあって、一人だけ気もそぞろなのが原田芳雄さん演じる善ちゃん。

5日後に公演が迫った歌舞伎の練習の事で頭がいっぱいです。

Image2_2

さて、練習開始!!

石橋蓮司さん、でんでんさん、小倉一郎さん、加藤虎之助さん

そして、原田さんに女形の佐藤浩市さん・・・

このメンバーが一堂に会してるだけで、もうすご過ぎます。

(何かとお世話をしてる役場の広報係が松たか子さんですし~。)

 

そこに現れたのが、善さんの妻貴子と親友治ちゃん。

(それがまた、大楠道代さんと岸部一徳さんと言うキャスティング~贅沢ぅ。)

いや、妻と親友だったのは、18年前の話で

ふたりは18年前の台風の日に駆け落ちしてしまい

その後善さんは、ひとりで「鹿料理の食堂」をやりながら、暮らして来たのでした。

 

貴子が、治療ができない認知症に罹ったので、善さんに返すと言う治ちゃん。

はてさて、3人のこれからは?

そして、歌舞伎の幕は無事開くのでしょうか…

 

郵便局員が配達途中に自転車で転んだり

嵐の日に役者が事故を起こして舞台に立てなくなったり…と

どっかにあるようなストーリーの積み重ねなんだけど

その一つ一つに全く無駄がなくて、ラストに繋がって行きます。

 

午前中、「王様のブランチ」で言っていたのですが

何せキャストが豪華すぎて、日程が取れず

2週間で撮影を終えたので、リハーサルはほとんどなし。

アドリブ満載との事~確かに、何とも言えない「間」に腹を抱えて大笑いでした。

 

豪華なキャストと言えば、貴子のお父さん役の三国連太郎さん。

やはり、貫録が違いますねぇ。

 

演じられる歌舞伎「六千両後日之文章重忠館の段」

理解できるかなと心配していましたが

そこは、黒子の瑛太さんが舞台を回しながら

富浦くん演じる村の新入りに場面を解説すると言う憎い演出で、なぁ~~るほど。

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「仇も恨みもこれまで、これまで・・・」

本当は、少しづつ変化はし続けているんだけど

変わらないものが「デン!」とある素晴らしさ。

村の未来は明るいなぁ~と思わせるラストがステキでした。

 

★★★★★ 私が評価できるようなレベルじゃないけど、大好き♪

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コメント

親子水入らずな様子、微笑ましく読ませて頂きました。
私のほうは長女のブログですっかりお見通しでしょうか。。。
出好き、新しいもの好き、美味しい物好き・・・似てます。

この作品はお気レビのかっしーさんのお誘いでプレミアム試写会で鑑賞。
かっしーさんが朝一で並んで席を確保して下さったので
マスコミ席の後ろ(前から3番目)の一番いい席で、大物の俳優さんたちを目の前で観てきました。
その後、次女も20歳になったので4人でビール飲んで楽しいひとときを過ごして来ました。

この映画は深い味わいのビールのようにのど越し爽やかだけどいい味。
自分が本当に幸せ者だと思えた一日で、忘れられない作品となりまいした。
ほし★ママさんとも、いつかビールで乾杯したいな~。

☆kei36さん☆
あれこれ、色々とどうも有り難うございます。
お忙しい中、ご訪問とコメントもとてもうれしいです。
 
母子ってNO!をはっきりと言い合えるのがいいですよね。
>出好き、新しいもの好き、美味しい物好き
はい!お見通しです、そして…似てます
 
レビューにもご縁の事が書かれていたので
かっしーさんの事だろうと、思っていました。
ステキな方に出会えて、本当によかったですね。
 
>深い味わいのビールのようにのど越し爽やかだけどいい味。
う~~ん、まさにその通りの映画でした
今のところ、今年鑑賞の邦画で一番好きな作品です。
 
鑑賞会をして、乾杯をして、いっぱいおしゃべりしたいね


原田芳雄の遺作になってしまいましたが、立派に主役を果たし、
さすがの名演ぶりが光りましたね。
共演陣も安定感ばっちりのベテラン揃いで、安心して見られる喜劇でした。
瑛太のさりげない解説など、シナリオも良かったですね♪。

☆ふぁろうさん☆
コメントとトラバを有難うございます。

完成試写会の様子を拝見すると痛々しいほどで
それでも、公開をしっかり確かめていかれたんですよね。
若い頃は、クールなアウトローのイメージがあった原田さんですが
最近は「頑固ぶり」が滑稽なシニア役が良かっただけに、本当に残念です。

私もあの瑛太君の解説が好きでしたぁ~。
後、佐藤さんのベッド舞台の熱演もね

こんばんは。
この映画は、「2週間で撮影を終えたので、リハーサルはほとんどなし」とのこと。ここらクラスの俳優やスタッフが打って一丸となれば、こんなに面白い作品が簡単に(?!)出来てしまうのですね!
それにしても、この映画でこんなに元気な原田芳雄氏が亡くなってしまうとは、誠に残念なことです。

☆クマネズミさん☆
コメントとトラバをどうも有り難うございました。
 
ベテラン役者さん同士の「あ・うん」の呼吸でしょうね。
演技じゃない何とも言えない「間」が、笑えました。
そして、短いシーンとは言え「歌舞伎」も見事でしたね。

原田さんは、お父さん役やおじいちゃん役を演じられるようになって
「いいなぁ」と思っていたので、本当に残念です。

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