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2011年7月12日 (火)

『小川の辺』

この日、私の住む街では最高気温が36.4℃になりました。

ひとときの「涼」を求めて、 『小川の辺』 (公式サイト)を、観てきました。

 

【沙羅双樹の花の色・・・】

7月9日 地元ユナイテッドシネマにて

 

「選択」は、大正解でした!

何と言っても、主役の朔之助を演じる東山くんの目元の涼しい事

山形から行徳までの道々の風景も目に涼しく

「ゆっくり参ろう」と歩む、そのまったりとした時の移ろいが心地いい。 

 

藤沢文学は、全く読んだことがないのですが

『山桜』『花のあと』そして『必死剣鳥刺し』…

映像化作品は、どれも大好きです。

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「上意」~例えそれが不条理なものであっても、従うしかない武士

自分の生きるみちを受け入れ、前を向いて進んで行くしかありません。

正しいと思う相手でも「討て」と言われれば…切ないですね。

 

家族は、それを時に厳しく、時に暖かく見守るだけ。

私は、母の立場なので「親」の姿にいつも心を打たれます。

そして、その時代ならではの「愛」…

形は違っても、三作とも「成就」と言えると、思っています。

 

さて本作、予告は何度も観ていましたが

勝地クンが3番目にクレジットされているのが

いまいち腑に落ちていなかったのですが、なるほど~

本作もまた、流れているテーマは、ほぼ同じでしたね。

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そして、ラブストーリーとしては

ある意味ハッピーエンドと言えるのかも…

(朔之助の「お上への反逆」の意味合いもあったのかな…)

338815view006

戌井家の三人、母松原智恵子さんと父藤竜也さん

そして朔之助の妻役の尾野真千子さんがいいですねぇ。

 

妹菊池凜子さんが、ちょっと洋風(?)なのが気になりましたが

きっと「勝気な剣の使い手」という事で、キャスティングされたんでしょうね。

子役ちゃんがそっくりでビックリしました。

 

庭に咲く「沙羅双樹の花」~家族は「吉兆」として見上げていましたが

「盛者必衰」の樹ですからねぇ~ちょっと意味深にも感じてしまいました。

 

★★★★ (涼しい時間を、どうも有り難うございました。)

 

 

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コメント

悩んだ末に、スルーしようかと思ったのですが、
涼しげな時代劇……興味が少し湧いてきました。

ここ最近、若干、菊池凜子恐怖症ぎみなのですが、
今回、「凛子っ!」って感じですか?

結構、大きなネックになってます……

☆デンさん☆
こんばんは~!
コメント、そして例の応援サイトへの訪問も有難うございました。
暑苦しい時代劇、実は大好きなんですけどね~
本作は、じれったいくらいに静かでゆっくりで涼しかったです。
 
凜子恐怖症を克服したいなら、お勧めできないかなぁ。
と、言うのも私も彼女には違和感があったの~
「凜子っ!?」って感じかなぁ。

暑いですね・・・・
「暑中お見舞い申し上げます!!」

僕も先日見ましたよ お客さん三人でしたよ・・・
今日は「大鹿村騒動記」見ます!!

☆sakuさん☆
こんばんは!
コメント、どうも有り難うございます。
名古屋の暑さは、十分ご存じと思いますが
今日も焼けるように暑かったです。
こんな日は映画館…私も『大鹿村騒動記』を、観てきました
 
こちらは、『小川の辺』も『大鹿村~』も、シニアで大入でしたよ。

菊池凜子ちんがなんか、どこかロボットっぽくって、
ロケットパンチとか撃ってきそうで怖かったです。

そう言えば、あの夫婦間の愛情も掘り下げて撮られてなかったけど、
それはロボットって事がばれちゃうから、

もとい、ラストの勝地くんの行動がよくなく見れちゃうからなんでしょうね。

ほし★ママ。さん、こんにちは^^
毎日暑い日が続きますが、お元気ですか?

ブロガーさんたちの間では、田鶴演じる菊池凛子さんのキャスティングに
賛否両論が出ているようですが、僕はやはり合っていないような気がしました。
表面上の勝ち気より、内面から滲みでるような控え目な女優さんが、
もしかしたらもっとこの兄妹のやり取りにのめりこめたような気がします。

☆ふじき78さん☆
コメントとトラバをどうも有り難うございました。
「ゴツゴツ」に続いて、あの夫婦の空気感についても同感です。
食事をしているシーンがチラッと映っただけでしたが
兄嫁が「幸せでしょう」と言ったり
夫の為に兄に向かってくるほどの愛情は表現されていなかった気がします。
それにしても「ロボット説」~
ロボゲイシャの張りぼてのヅラが浮かんだわぁ。

☆cyazさん☆
ご無沙汰ばかりで申し訳ありません。
暑いですね~。
映画に「涼」をもらって、何とか元気でやっています。

コメントとトラバをどうも有り難うござます。
菊池さんは、お上手な女優さんなんでしょうけど
私も、どうもこの役は違う気がしました。
 
と言うか、田鶴と言う女性の人物設定に、多少違和感がありました。

私はラストの殺陣だけでもこの作品を観てよかったなぁと思いました。
東山さんも愛之助さんも舞台役者なんで、こういった型がある動きが
特に素晴らしいなって。
藤沢作品はやっぱり殺陣が良くないと♪

東山紀之の目が、また涼しかったですね。
不条理に耐えて生きる武士の姿、藤沢周平時代劇の真骨頂です。
あのラストもよかったですね♪。

☆KLYさん☆
こちらにもコメントとトラバを有難うございます。
殺陣は本当に素晴らしかったです。
技術的な事もそうなんでしょうけど
精神的に役になりきっていらっしゃるように思いました。

東山さんは、正装に着替えるシーンでさえ美しかったです。
(なのに、着物はどこから出てきた?と、突っ込む私を許してね

☆ふぁろうさん☆
ありがとうございます。
武士の社会は、サラリーマンにも例えられますが
もっと封建的で、上下の関係がきつかったんですものね。
不条理に耐えていた人の方が、多かったのでしょうね。
 
それを描いて、でもどこかに必ず救いがあるのが
藤沢作品の好きなところです。
この作品のラストは、特によかったですね。

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