映画『Colorful』 試写会にて鑑賞
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』
『河童のクゥと夏休み』 どちらも劇場鑑賞を逃したのが
本当に残念だったので、原監督作品と聞いてからは
久しぶりに「試写会応募」に燃えました!
おかげで、当選 \(~o~)/ \(~o~)/ \(~o~)/
東海テレビ・テレピアホールで観てきました。
【かつて悩み多き時代を生きたすべての人へ】
原作は、森絵都さんのベストセラー小説だそうですが
原作は未読、森作品はひとつも読んだことはありません。
「カラフル」と言うタイトルには、似つかわしくない
モノトーンの世界が映しだされる冒頭。
命を落としたものが集まる重苦しい場所に
いきなり「おめでとうございますぅ~~」
関西アクセントの少年・プラプラの声が響き渡ります。
重い罪を犯して死の世界にやってきたボクに
やはり「自死」を選んで命を落とした14歳の少年・真の体に
「ホームステイ」して自分が犯したの罪に気付くことで
もう一度「生き直す」チャンスが与えられると
プラプラは、言うのですが…
大人への階段の途中、真には耐えがたい様々な辛いことがあった。
その人生を生きることになったボクは
その辛さや痛みに時には耐えられない思いを抱く…
設定は、ファンタジーだけど
心理描写は丁寧で、嘘がない~私の大好きなお話でした。
かけがえのないものとは何なのか~
それに気づき、生きることの喜びを見出す描写が素晴らしいです。
初めてじっくり話した同級生の早乙女くんと
都電の跡地を辿るシーンが好き!
靴屋さんを訪れるシーンが好き!
メガネを外してもやっぱりブスな佐野さんとのやり取り。
憧れのひろかちゃんに「色」について話す場面。
家族で鍋をつつくシーンに感動!!
声優さん、特にお母さん役の麻生久美子さんがよかった!
佐野さんは、宮崎あおいちゃんに見えました。
風景や背景もとても緻密できれい!
真が描いた「絵」が素晴らしい。
音楽も、大好きな『手紙 拝啓15の君へ」が効果的に流れ
テーマにピッタリの『僕が僕であるために』が
作品をさらに感動的にしていました。
今、生きることがしんどいと思ってる中学生はもちろん
かつて悩み多き時代を生きたすべての人の
心に響く作品だと思います、お薦めです♪
私の評価 ・・・ ホシ★★★★☆(4.75)
原作も読んでみたいし、実写版も鑑賞したいと思います。
映画『Colorful』公式サイトは コチラ です♪
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ジャンル : アニメーション
製作年 : 2010年
製作国 : 日本
配給 : 東宝
上映時間 : 127分
監督 : 原恵一
原作 : 森絵都
声の出演 : 冨澤風斗 、 宮崎あおい 、 南明奈 、 まいける 、 入江甚儀 、 中尾明慶 、 藤原啓治 、 麻生久美子 、 高橋克実
[ 2010年8月21日公開 ]
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先日 実写版 を観た後で、久々に原作も読み返してみたのですが、今回のアニメ版も実写版もそれぞれ原作を上手く脚色していますよね。個人的にはやはり映像は原作には敵わないように思いますが、映像ならではの表現は説得力があるので、また活字から持つイメージとは違う面白さを感じられました。
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やはり家族で鍋のシーンには感動してしまいますよね。
真が描いた絵も、いつまでも眺めていたい、印象的な絵でした。
早乙女君と都電の跡地を巡るシーンは、何か癒される気分でした。
ファンタジーですが、描かれている内容は、とても真実味がありましたね。
僕は「河童のクゥと夏休み」を観てから、クレヨンしんちゃんをビデオで観て、この監督が好きになりました。
今作も、期待以上に素晴らしい作品だったと思います。
投稿: のびた | 2010年8月30日 (月) 23時54分
生きることのよろこびを見い出す、まさにそうですね。
生きているから、それができるんですもんね。
死んだら何もできないんですから。
挿入歌もエンディングテーマも心に響きましたね♪。
投稿: ふぁろう | 2010年8月31日 (火) 00時55分
こちらには初めてですね。(^^ゞ
この作品は原作が素晴らしいと思いますが、アニメもよくできてましたね~
やはり色を表すという点でも、映像はより効果的だったと思います。
家族とは何か?
人それぞれの生き方や性格をあらためて考えさせられる作品でした。
こちらからもTBさせてくださいね♪
投稿: choro | 2010年8月31日 (火) 15時49分
☆のびたさん☆
友だちとファーストフードを食べるシーンで、心がほぐれ
家族と鍋をつついて、心を開く~
食べる事って大事だと、改めて思いました。
のびたさんも『河童のクゥ』も「しんちゃん」もご覧になったんですね。
理解してくれる者の存在の大切さが
三作通じて描かれていた気がします。
あの絵、芸大生が描かれたみたいですね。
素晴らしかったです。
鑑賞後「中学生には描けんだろ」と言う声がしていました。
そこ突っ込みどころか?って思いましたよ・・・ ( ゚д゚)
投稿: ほし★ママ | 2010年8月31日 (火) 17時00分
☆ふぁろうさん☆
遠くまでお越しいただいて、TB感謝です。
ワガママな事ばかりしていますが、これからもよろしく。m(_"_)m
本当に何かに行き詰ってる中学生や若者が
目にすることは少ないのかな、と思うととても残念です。
音楽にも「色」を感じました。
総てにバランスのとれた作品でしたね。
投稿: ほし★ママ | 2010年8月31日 (火) 17時05分
☆Choroさん☆
こんなところまでお越しいただいて恐縮です。
トラバもどうも有り難うございました。
なかなか口には出せないけど
家族がしっかり思い合ってる様子が、しっかり伝わってきました。
アニメにしたことで「カラフル」さがうまく演出できたんでしょうね。
ただ、やはり足りないものもあるでしょう。
原作は、是非読んでみたいと思っています。
投稿: ほし★ママ | 2010年8月31日 (火) 17時12分
ママさんこんにちは
先日見て来ました♪(レビューが溜まってきてて、ちょっと放置です)
いやぁ。とっても感動というか、心に響く良い作品でしたね。
映画の良さもアニメの良さも十分に発揮できた良作だと思います。
もちろん主人公「ぼく」の再生の物語が主軸なわけですけど、
家族や同級生にとっての物語も感じれてとともバランスよく見れました。
ママさんや、お気レビさんが名シーンにあげられてた、家族そろっての食事のシーン。
私ももれなく号泣だったわけですけど、
その後にお兄ちゃんがティッシュを取ってあげるじゃないですか、
でも、お父さんが欲しがっているのに気付かず(気づいてるにわざと?)
お父さんにはあげずにティッシュ箱を戻しちゃうのも、これまた隠れた名シーンだと思っています。
お父さんってそういう位置ですよねぇ。
そうそう、曲も良かったですよね。
「大地賛しょう」←しょうの漢字忘れました(涙
は私も中学3年の合唱コンクール、卒業式でも歌った曲で、思わず口ずさんでしまいました。
とにかく良い映画でしたね。
投稿: ココロ_kibou | 2010年9月 2日 (木) 15時17分
☆ココロちゃん☆
ご覧になったんですね~。
うわぁ~、ティッシュの場面が思い出せません…
でも、ココロちゃんの説明で場面が目に浮かぶ気がします。
DVD鑑賞で確認しなくては!
「大地賛しょう」~うちの子どもたちも歌いました。
BGMとしてではなく、合唱部や合唱大会の練習と言う
学校生活の背景として音楽が流れるのも、よかったよね。
ココロちゃんのレビュー、楽しみに待ってます
投稿: ほし★ママ | 2010年9月 2日 (木) 19時08分
コメント、トラバありがとございます。
なれずにすみません。
コメント残させていただきます(ペコリ)
投稿: くるみ | 2010年9月12日 (日) 22時00分
☆くるみさん☆
遠くまで来て頂いてどうも有り難うございます。
いつもレビューを楽しみに読ませてもらっています
投稿: ほし★ママ | 2010年9月18日 (土) 20時37分
こんばんは
そうそう、お母さん役の麻生久美子さん良かったです。麻生さん大好き
お父さんは思いっきり高橋克実さんの顔が浮かんでしまいましたけど
麻生さんはほどよくナチュラルでいい感じでした。
そして宮崎あおいちゃんはやっぱり上手い!
実写もあるんですよね。ぜひ観てみたいです。
ところで・・・ゲゲゲ終わっちゃいましたねぇぇ〜〜。寂しすぎる。
最終回の前日、金スマのゲゲゲ特集はごらんになりましたでしょうか。
水木先生の明言、珍言に爆笑でした
投稿: kenko | 2010年9月26日 (日) 23時58分
☆kenkoさん☆
原監督は、アニメ作家さんでありながら
実写ファンをかなり意識して、作品を作られてる気がします。
吹替えが役者さんだったり、背景が妙にリアルだったり…
で、高橋さんはちょっと元気すぎ、いい人キャラすぎかな
わたしは、どうにもこのお父さんに違和感がありました。
「ゲゲゲの女房」終わっちゃったねぇ~
朝ドラはずっと(30年以上)見続けているけど
私の中で、今までで一番かも・・・
何と言っても「水木しげる」と言う人物が魅力的だからなのよね。
金スマ見逃してしまいました、面白かったんですね~残念
年寄りなので、民放のバラエティってほとんど見ないのよ~
投稿: ほし★ママ | 2010年9月27日 (月) 18時44分